いつも心は絶好調!
2022.06.29
人の思いは強力なのですが、
それ以上にパワフルなのが・・・

自分が発する言葉の力になります。

元読売ジャイアンツのチームリーダーで
長嶋監督や王監督の元でも4番バッターを務め、
横浜DNAベイスターズの監督としても
若手の育成に大きく貢献した中畑清さんは・・・

大学卒業後、ジャイアンツに入団して
3年目までは、殆どヒットも打てずに、
パリーグ(当時のクラウンライターライオンズ)
へのトレードがほぼ決まっていたのだそうです。

シーズン中に長嶋監督から
「調子はどうだ?」と聞かれて
「ええ、まあ、まあです」と答えたところ・・・

当時コーチだった土井正三さんから
「そんなこと言ってたら使ってもらえないぞ。
いつでも絶好調と言え」と注意を受けて・・・

「絶好調」を口癖にしてから
本当に打撃が開眼し始めて
その年のオフに行われた日米野球で
ホームランを連発しました。

この活躍を目の当たりにした
長嶋監督の意向でトレードもなくなり
翌年から「絶好調男」の愛称で
ジャイアンツの不動のレギュラーになったのですが・・・

中畑さん自身、インタビューで
「不思議なことに『絶好調』と口に出すようにしてから
本当に体の調子が良くなった」と述懐しています。

・・・

でも、これは不思議なことでも
なんでもありません。

言葉が感情を作って、行動を変えるからです。

潜在意識とは、単純なもので
たとえ嘘でも最後の言葉を信じてしまう性質があり
その言葉に近い現象が起こりやすくなるのは
この中畑さんの例は、もちろんのこと、
今や脳科学や量子物理学等、学術的な観点からも
認められているのですから・・・

「そんなこと信じられない」と、やらない
(それどころか相変わらず誰かの悪口や小言や泣き言ばかり言っている)
のは、最早、もったいないを通り越して恐ろしささえ感じてしまいます。

実際は、そんなに調子が良くなくてもいいんです。

たとえ嘘でも「絶好調!」と言葉に出してみましょう。



【quotation】吉江勝 magazine

2022.06.29 08:56 | 固定リンク | お勉強になる♪
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